01 構造補強 | 02 屋根瓦の葺き替え | 03 大廣間西床の復原 | 04 壁紙の張り替え | 05 ハードル
1908年(明治41)に棟上げした大廣間には、東西2カ所に床、棚、付書院が設けられていました。東が主であり、西は広間を分割してつかう際に必要とされました。旧大名家に相応の格式ある大廣間ですが、この西床には近代の伯爵家にふさわしい新しさがあります。
1970年ころ、旅館「御花」の宴会場としての必要から西床が解かれ、ステージへと改造されたようです。
時代に即した改装を重ねて永らえてきたことで、文化財に指定されるまでになりました。
これからは「変わらない」努力を続けていきます。
写真上:披露宴会場として
写真下:狂言「秀句傘」/ 撮影:三上文規
ステージ撤去
西床まわり造作
西床まわり漆塗装 白黒写真しかないため、色合わせに苦心しました
西床まわり壁紙下貼
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